ものぐさ日記

毎日毎日実父母に振り回されて生活している気がします
最近では曜日感覚はあるのに日付感覚がなくなっていたりもします
自分で疲れていると分かっていても休めないのは辛いですね

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 11月30日 自由に使える24時間
 今日の午前中から明日の昼頃まで、独りで留守番。それも、3軒分。実父母は息子を連れて忘年会だし、実弟は生まれたばかりの長男の通院に同行するし、実弟の嫁さんは産後の子宮の収縮が遅れているから実家で休んでいるし。電話は全員携帯を所有しているから心配いらないが、荷物が届いたり、実母の美容院の臨時休業に驚いてチャイムを鳴らす客がいるだろうから、心底寛ぎきるわけにはいかないようだ。実際、同じ町内で徒歩3分ぐらいの所にある家に、今月上旬、空き巣が入った。2つ隣の市では、幼稚園ぐらいの女の子が誘拐されかかったとも聞いている。意外と、物騒。それだけに、この「自由」は「自分で身を守る由」と解釈するべきかも…。ま、何とかなるだろう。それに、私にとっては、空き巣や強盗よりも、実父母の無遠慮で婉曲な嫌みや、息子の突発的な反抗のほうが、よほど疎ましい。
 11月29日 今日という日が丸潰れ
 朝、息子を保育園へ送る途中、ふとしたことから息子が「いきたくないぃぃっ!」と保育園の目の前で喚きだし、あろうことか「びょういんにつれてけ〜!」とまで言いやがった。「分かったから、支度するから」と言った途端、ケロッとして「ぼく、びょういんいくんだ♪」とはしゃぎ始めた。病院までの車中では鼻歌を歌い、診察室へは喜んで駆け込み、終始ルンルン状態だった。帰宅してからもハイテンションで、私の通院にまで同行する始末。「こうまで元気ならどうして保育園に行かんのだ!」と、私と実父の怒りを買った。が、それも「ばあちゃ〜ん」と絶対に怒らない実母に甘えて誤魔化した。午後もちゃっかり3時間も昼寝し、目が覚めてからも、文字通り「自由気侭」に遊びまくりやがった。おかげで、昨夜私が考えた今日一日のスケジュールは丸潰れだし、実父は朝から不機嫌を振り撒いて私を精神的にさらに追い詰め、夜は夜で「疲れた、眠い」と実母に婉曲に責められ、私の一週間分のエネルギーを消耗させられた。明日から一泊二日の予定で実父母がカラオケ会の忘年会に息子を連れて出かけるが、私は辞退した。前回の草津行き並に気を遣うのは目に見えてるし、息子を監視しながら実父母と町内のおばさん連中の顔色を窺い続けるのは、絶対にできないし。それより何より、今日のような日は、非常に嫌なのだ。実父母を筆頭に、出会う人全員が、「自分の息子なのに、一日も面倒見きれないの〜?」と、私を嘲笑や侮蔑の思いで責め苛んでくるようで、自己嫌悪のどん底を突き破り、自己憎悪や一族郎党皆殺しのレベルまで気落ちするからだ。それを何とかやり過ごそうとしていたのに、やはり実母が言い放った。「なんか、疲れたわ」と。愚痴なら自分の亭主に言え! その一言で私がどれだけ嫌な思いをするか、今日の診察の時、医師が話したことを忘れたか! ああ、これで今日の私の心境は、「一族郎党皆殺し」に決定。
 11月28日 ぎょえ〜っ!
 長編小説「VS(ヴァーサス)」の小道具である笙という楽器について、ここ数日調べまくった。近所に天理教の教会があって、大祭時に演奏が漏れ聞こえてくるから音色は知っているけれど、どういう構造なのかとか、部品を何と呼ぶのかなど、知らないことが多かったから。そうやって調べてから分かったことがある。「あの音色を、文章で、どうやって表現すればいいんだ!?」ということ。やろうと思えば、一息で15音階を同時に奏でることができる楽器だ。音階だって、雅楽のそれと一般的なそれとは、表記からして違う。あの繊細な音の束を表現するには、私の語彙は少なすぎる。清少納言ですら、篳篥(ひちりき)という楽器と比較して、ようやく美しさを書き留めたほどだ。執筆しながら悶絶したのが、何日も続いた。一応書いたけど、不満が残る。「ちっくしょ〜、次こそ見てろよ!」と捨て台詞を残し、ピロさんに送るデータ形式にしてから気がついた。「京介やアル・ベーコンビの容姿について、まだきちんと書いてないやんけ!」…はっきり言って、自分でもバカだと思う…。
 11月27日 察してほしい…
 最近、息子は保育園の帰り道で道草する。教室の前で先生とバイバイしてから、園庭で遊びまくり(30分前後)、保育園を出てから家とは正反対の方向にある公園へ行き、遊びまくる(15〜30分)。「自宅から徒歩10分弱だから」という理由で入園させてもらったのに、帰るための所要時間は約1時間。これがほぼ毎日なので、付き合う私はそれだけでぐったり…。そこへ持ってきて、実父も一緒に迎えに行った日にゃ、大好きな「水戸黄門」の再放送が見れなくて実父がキレそうになる。おかげで、私は実父と息子で板挟み状態になり、心身ともに疲労の限界に達する。そうして迎えた土日には、旦那がいれば息子を虐待寸前まで叩いていないか気をつけてなくちゃいけないし、旦那がいなければ実父母にとっての「当たり前の育児」をして見せねばならない。だから、頑張らなくちゃいけないんだけど、疲労と緊張感がピークに達し、どこに座ってもウトウト…。それを見て、実母は「しっかりしなさい!」と言うし、実父は「誰の子供だと思ってるんだ」とくる。決して、私が精神的に限界を超えていることなど想像していない。二人にとっては、「そんな程度のことしかしてないんだから、まだ疲れてないだろうが」という心境らしい。今日も椅子に座ったまま居眠りしている私に、実母が「どうして息子の面倒を見ないのっ」的なことを言っていた。もしも今日、茨城の事件の報道を私が見ていたら、間違いなく実父母と息子を殴り殺していたと思う。そして、警察に出頭し、「もう肉の塊に振り回されるのは嫌だったから、ミンチにしてやろうと思った」と、腹の底から笑いながら言っていただろう。
 11月26日 連鎖反応か?
 また自分の家族を殺害する事件が発生したらしい。どんな事件にしろ、加害者にも被害者にも何らかの問題が潜んでいて、日常生活にそれが軋みとなって出ているはずだ。だから、事件そのものだけでなく、関係者の背景にも調査や報道は踏み込むべきだと思う。それをしないと、事件について知った別の「ボーダーラインにいる人」が、心の中の枷を外してしまいかねない。また、世間一般の人々が「(犯人が)何を考えているのか解らない」という一言で片づけてしまうことにも、繋がってしまう。事件をなぞっただけの報道では、知らぬ間に加害者を「人間」ではなく、「人間の形をした異物」的に扱われる。加害者の心理を理解しようとしないからだ。すると、世間も「あの犯人は異物だから、何を考えていたのか解らなくて当然」と思い込み、身近に潜在しているなんて考えもしなくなる。ちなみに、実父はこうした事件のニュースを見ている時も、見終わった後も、私と直接話をしないし、目を合わせようともしない。それどころか、不機嫌そうにブツブツと何かを言い続け、稀に実母や息子を怒鳴りつける。酒を飲みすぎている状態の時には、私を一瞥してから、「どうせ今度は俺が殺されるんだろうが」と言う時もある。どうやら、中途半端な報道は、実父にとっての私を「異物」に変化させる効果もあるらしい。「殺さねば殺されると思った」という28歳の気持ちを、私は何となく理解できる気がする。というか、既に理解していると言えるのかもしれない。
 11月25日 負の感情の重さ80kg?
 日本のどこかで、19歳の少年が両親を殺害したらしい。重さ4kgの鉄アレイで、それぞれ10回ずつ頭を殴りつけたとか。事件直前には家族全員を皆殺しにするつもりだったが、両親を殺害した段階で気抜けし、妹と祖父には事件直後にも普段どおりに接していたとも、ニュースで聞いた。聞いた瞬間、「ああ、私がやろうとしたことを、この少年はやってみせてくれたのか」と思った。事件発生前日には、少年は特に家族ともめたわけではなかったそうだ。が、以前、キレて包丁を手にして暴れたことがあったとか。なおさら他人事には思えない。「負の感情」が爆発するのは、何も大喧嘩がきっかけとは限らない。日常会話に出てくる、ごく普通の単語一つで充分なのだ。そのキーワードが何だったのかは、本人に尋ねるしかない。が、少年はちゃんとSOSを発信してもいたと、私は思う。包丁を手に暴れた時、彼はきっと「家族から言われたくないこと」を聞かされたのだ、私がそうだったように。凶器を持った我が子を見て、教職員だった彼の両親は、我が子の考えていることを「理解できない」とだけ決めつけ、根気よく耳を傾けようとはしなかったのではなかろうか。あるいは、我が実父母のごとく、ただ宥め賺しただけなのに、「精神異常者に対して譲歩してやった」と恩着せがましい言動を繰り返すだけで、専門医に相談することを恥じ、社会から隠そうとしている自分に気づかずに「社交性がなさ過ぎる」と責めたか。とにかく、加害少年は一度発したSOSの無意味さに虚しさと怒りを感じ、日常生活における家族の一言や一挙手一投足に自分への責め苛む雰囲気を探し続けていたのではないだろうか。両親から殺害しようと決意したのは、「どうして自分を産みやがったんだ!」という深く昏い自己嫌悪と周囲への憎悪の象徴に思えて仕方がない。鉄アレイで殴りつけた回数を自分で数えていたことにしても、既に彼の脳裏ではさまざまな手段で家族に報復する想像を繰り返していたために、実際に行動に移した時には、既に「殺し慣れていた」可能性があると思う。少なくとも、私はそうだ。実父母や旦那、息子を脳裏で何度も殺している。だが、当然、彼らはそれに気づいていないし、私がそんなことを空想しているなんて、微塵も考えていないだろう。とりあえず、ニュースを見るのを、私はしばらく控えようと思う。なぜなら、こうまで19歳の加害少年に自分を重ねて考えてしまっていては、頓服だけで腹の底にあるものを抑制しきれなくなるかもしれないからだ。それどころか、「加害少年の胸の内は理解できない」と吐き捨てるキャスターやコメンテーターにまで殺意を覚えるかもしれないし。彼らは皆、隣人に殺される可能性を考えたことが無い、心理面については無関心で浅学で、無神経な輩ではないかと思えてしまう。警察の取り調べに淡々と答えている加害少年は、両親を殺害して負の感情を昇華できたのだろうか。報道が無機質すぎて、私の腹の底を抉りはしても、肝心なことは教えてくれない。だから、やはりしばらくはニュースを見ないでおこう。せめて、加害少年に自分を重ねてしまわなくなるまでは。
 11月24日 とりあえず寝る
 先週から、育児や家事に対して弱火程度にも熱が入らず、疲れ気味が続いている。おかげで、息子に寂しそうな顔をされたり逆虐待されたりするし、実父母に「あれもこれもやらなきゃダメだろう」的なことを言われ、自己嫌悪に拍車がかかっている。「あ〜、も〜、死んじゃおっかなぁ…」と思うこと、数回。けれどそのたびに、「ダメ人間でも許すから、読ませて」という、みちよさんの言葉を思い出し、「そ〜よね〜、ダメなりにやれること、あるよね〜」と息を吹き返す。朝の番組の占いコーナーでは、今日の蠍座は「疲労によりダウン気味」とあった。「気味」なんじゃなくて、完全にダウンしてるんだけど。占いって、当たるか当たらないかよりも、それによって充実した気持ちになるとか悪いことを防げるように促すべきだと思う。その証拠に、占いコーナーでもラッキーアイテムなどを併記してるし。ただね、その肝心な部分を読んでも忘れたりするんだよね、私の場合。だから、(ここでタイトルどん!)。
 11月23日 すっかり忘れてた
 今日が休日だということを、昨日の夜まですっかり忘れていた。実母に教えられた直後に思ったのは、「明日は旦那と息子の両方に気遣うのか…」ということだった。そして、睡眠薬を飲む直前になって、旦那に「俺、明日も仕事だから」と言われた直後には、「じゃあ、息子とサシで遊ぶのか…」。「今度頑張る日は土曜日」と思っていたから、今日の頑張りは計算外。気力のチャージ量も少なく、息子は結局私よりも実父母を選んだ。それでいいやと甘えていると、実父が激怒し、だれかれかまわず八つ当たりするから、ガス欠状態で息子を追い回すことにした。昼寝してくれるから大丈夫だろうと思っていたが、甘かった。息子は昼寝してくれず、実父母を追い掛け回し、そんな息子を私が追い掛け回り、結局、実父母から見たら「役立たず同然」だったろう。事実だから仕方ないけど。これを書いている現在、今すぐにでも自殺したい気分だが、過剰なまでに安定剤を服用し、何とか生きてる。
 11月22日 いくら何でも溜まりすぎ…
 まぐまぐからの新規メルマガ紹介メールを全部購読するようになってからというもの、ちょっと面白そうだと思うとすぐに購読を始めるようになり、今や60種類を購読中。マイページの一覧表が、丸々2ページ分だよ? こんなに頼むつもりはなくて、常に10種類程度にしておこうと思っていたのに。ともあれ、どのメルマガも日刊ではないし、気づいたらまぐまぐが廃刊リストに加えてたりするほど、ポツポツとしか届かないのだけれど。それでも60種類もあれば、毎日何かが届くわけだし、その場ですぐに読むことも稀だからテキストデータ化してリンゴ機に移し、古い順に読むようにしている。つまり、メルマガの積ん読。この数ヶ月間、create novelさんに投稿する作品を纏め書きしたり、同誌の感想をちょこちょこと書き溜めたり、ピロさんとのコラボに夢中になっていたりして、メルマガ保存用フォルダを開けずにいた。で、思い出したので久し振りに開封してみたところ、7月上旬から蓄積されたメルマガが、約400通…! これって、ハードカバーの小説何冊分に相当するんだろう? そんな気楽なことを考えている場合じゃない。愛機のハードディスクは1ギガだけなのだ。しかも、残り容量がメガバイトで表示されるほど、テキストデータが収納されているわけだ。自作のデータですら日々増殖するのだし、ハードディスクの容量は少しでもゆとりを持たせておくに限るし、少しずつでも読んでいかねば…! 何より、create novel仲間の皆さんへの感想も、早いとこ書くべきだもんなぁ…。
 11月21日 本人はそういうつもりが全然無くても
 今日、近所で農業祭があったので、旦那が部屋に篭った午後から、少しだけ息子と実父母の四人で出かけた。そして、そのままさらに近所の公園へと散歩に行った。途中、川沿いの側溝を利用して造られた小さな池を発見し、「いつの間にか池ができてるし」と私が言ったら、実父が「もう完成して一年は経ってるわ。それだけ(池の存在すら知らないほど)息子と一緒に散歩してないってこと(証拠)だな」と言った。実父本人は、言葉どおりのこと以上の腹積もりは無かっただろうが、私には言葉以上に「いつもいつも俺ら夫婦に息子を預けやがって」と嫌みを込められた気がして、実父の無神経さに殺意を覚えた。私にとっては、保育園まで息子を送迎することにも気合いが必要で、休日だからと一緒に散歩することになどは、気合いどころか勇気と気力を最後の一滴まで搾り出すような覚悟を抱かねばならないのだ。精神科に通院するようになって一年以上経っているにもかかわらず、実家にすら私の現状を理解してもらえていないことに、また殺意を覚えた。まったく、新聞の社会欄を飾らないのが不思議なほど、今日は我慢し続けていた。
 11月20日 いい加減に政権交替しろよ
 人気取りとアメリカのご機嫌取りに終始している小泉内閣には、もういい加減、呆れた。何が構造改革だ。郵政の民営化って、本当は天下り先の増加が目的なんじゃねぇの? 憲法改正だって、自分が指揮を取れる軍隊に、自衛隊を変えたいだけじゃねぇ? 何が「痛み分け」だ。常に自分を含めた資産家には「痛み」が届かない法律ばかり並べやがって、国の財政をさらに赤字増加に持っていき、国民一人当たり約600万円の借金を抱え込んでいるくせに、まだ他国への経済援助を増やそうとしやがって。自分の国の経済も国民の安寧も維持できない無能さを、受け狙いとしか思えないチンプンカンプンな受け答えで誤魔化しやがって。未だにアメリカが絶対正義だなんて思っているあたり、道徳観念も欠けてる証拠じゃねぇか。そんなにアメリカのおこぼれが欲しいなら、自分だけ勝手にアメリカに移住すれば良いだろうが。テレビでニュースを見るたび、「この災害現場にもっと多くの自衛隊隊員がいてくれたら、きっとより安全な作業の仕方を指示してくれただろうな」とか、「わざわざ中東諸国やアジア諸国を刺激する言動を取っていなかったら、もっと世界中が日本という国に良い評価をくれて、国の内外で友好親善を図ることができただろうな」と思っているのは、私だけ? 自民党以外の政治家にしたって、国会で議論してくれるのはありがたいけど、現在の国民が「こうあってほしい」と願っていることを理解してないから、質問の内容からしてトンチンカンな印象ばかり残るんだよ。本当に有意義な議論を行っていないからでしょ、報道番組が政治状況を1分ぐらいで終わらせちゃうのは。誰がやっても経済状態は変わらないだろうけど、とにかく日本を軍国化させようとしている不安要素である小泉だけは許せない!
 11月19日 これでも一応親なので
 開設当初はページも少なく、本当に「手帳」っぽかった当サイトだが、すっかりテキストデータが増え、だんだん「本」らしくなってきた。それでいて、インデックスにはハーボット、サイトの片隅にはリヴリー、タイトルバナーの裏と主催同盟のページには擬人化にゃんこと、養育中の子達もいたりする。こういう電脳生物は、互いに付かず離れず責任軽く、気楽に育成できていいね。現実の息子だと、「ちょっと放っておこう」なんてできないもんなぁ。そんなことしたら、部屋の本の山は崩されるわ、パソコンを勝手に立ち上げてどこぞの店屋のサイトの契約画面を表示されるわ、家出して隣の実父母宅へ泣きながら駆け込まれるわと、私自身の無責任さが浮き彫りにされるから。3歳児でコレだもの、小学生や中学生になったら、もっと行動範囲が広がって、私の目の届かない所まで行くに違いない。そうなったら、GPS機能付き携帯電話は必須になるだろう。誘拐され殺された奈良の少女のお母さんも、きっと同じ不安を感じたからGPS機能のある携帯を持たせていたに違いない。それでも事件は防げなかった。自宅まで200mという場所で、しかも同級生の目の前で、車に乗り込んでしまったのは、どうしてか。理由はきっと、犯人が逮捕されるまで分からない。子供は生きていて、自分でいろいろ考えて、親の予測しない行動をすることがある。電脳生物のように一ヶ所に留めておくことは、絶対に無理だし、虐待でもある。子供が活き活きと遊べる世界になってほしい。「ゆとり教育では勉強が不十分だから塾へ」というのも大切かもしれないが、自分で自分を守る術を身につけさせてあげることも必要ではないか。夜遊びに耽る中学生達がテレビで報道されるのを見ると、彼らの親は私が電脳生物を養育しているのと同じレベルでしか、自分の子供を見ていないのではないかと思えてしまう。蛇足だが、全裸で車を運転し、暴走した挙げ句、通行人を5人も死傷させた犯人には、もう何を思えばいいのか分からないほど、腹立たしさと呆れを抱いた。30代の人間は、今の嫌な世の中へと自分達が作り替えていることを、そろそろ自覚するべきではなかろうか。
 11月18日 懐かしいったら
 最近、奇数月の15日前後が楽しみでならない。白泉社の漫画文庫が発売されるから。かつて東京での生活に行き詰まり、実家に戻ってきたばかりの頃、雑誌「花とゆめ」で連載されていた漫画が、懐かしくてたまらない。画風が古びて見えようと、内容が無鉄砲なほどファンタジックであろうと、二十歳前後の私がドキドキしながら雑誌の発売日を待っていた作品達だ。今読み返してみると、「こういう世界に憧れてたよなぁ」とか、「このノリが好きでコミックスも集めてたっけ」など、微笑ましい気分になれる。どの本もコミックスを買ったはずなので、旦那に占拠された離れや実父の怒りを買うほどに本が詰まっている実家の本棚を漁れば、絶対に発掘できるのだが、どちらももう私は手をつけたくないほど乱雑な状態になっているので、文庫版を改めて買い直していたりする。それに、文庫も買うことで、漫画家諸氏に印税と「今でも好きです」という気持ちとを送れるから、という理由もある。ただ、隔月発行だけはどうにかしてほしいよなぁ。待ち疲れて仕方がないんだもん。
 11月17日 急に冷え込むからなぁ…
 日曜日の夜から、息子が下痢することが増えた。しかも、下痢のしすぎでお尻がかぶれ、風呂の湯ですら染みて痛むらしい。おまけに、便が出る時に腸がゴロゴロピーとなるからか、自分でお腹を押さえて「おなかいたい! びょういんつれてって!」と号泣。だから時間外にあわてて病院へ駆け込んだのだが、その時には本人はケロリンパとして、院内を走り回ったり、消化の悪そうな物を売店で強請ったりしてくれて、看護婦さんや医師に申し訳ない気分にさせられる。が、これだけでは済まない。実父母には「薄着のさせすぎだ」と批難され、二人が満足するように服を着せると、今度は保育園から「厚着させすぎないでください」と注意される。どちらも、私に責任があるとばかりに詰め寄られ、挙げ句勝手に息子の衣類を着せたり脱がせたりする。だから、私ばかりが悪くて、不出来な母親だと責められているみたいで、非常に気分が悪い。あまりの気分の悪さに、この世から消え去りたくなるぐらいだ。ゆえに、不整脈という名の一過性心不全を起こしても、実父母にも医師にも言わないでいる。いつか急死してやるから覚悟しやがれ、と思う。
 11月16日 今日は何曜日?
 専業主婦(という肩書きに隠れてゴロ寝ばかり)にとって、日付とか曜日とかは、意識しないと忘れてしまいがちになる。一応、旦那と息子がいるから土・日か祝日だな、とか、可燃ゴミを皆が出しているから火・金のどちらかだな、程度には分かるのだけれど。今日は朝からゴミ出しをしたので、火・金のどちらかだと思ってはいたが、精神的なエネルギーが欠乏しかけているために、この状態に陥りやすい週末、つまり金曜日だとばかり思っていた。火曜日という事実に気づいたのは、正午からのバラエティ番組に中居氏が出ているのを見た時だった。裏番組でみのもんた氏の「お嬢さん」という台詞を聞いていたら、きっとずっと「今日は金曜日」と思っていたに違いない。ああ、でも、こういう文章を書いているにもかかわらず、また「今日は金曜日」感覚が蘇ってきてるよぉ…。
 11月15日 やはりというか、とうとうというか…
 随分と長いことカウンセラー女史が復帰してこないと思ったら、スタッフの名前を掲示している板から、名札が剥がされていた。道理で医師が手短にカウンセリングのようなことをし始めたわけだ。それにしても、考えてみれば、精神科医とか臨床心理士という職業は、ハードだよなぁ。患者は皆、何がしかの問題なり心の痛みなりを抱えているわけだし、それを聞き出して一人一人にアドバイスし、薬の処方を変えていったりしなくちゃならないんだから。余程強靱な自我を持っているか、診察室を一歩出たら自分が医師であることを忘却できるぐらい開き直れないと、「やってられねぇぜ」な心境になるだろうからなぁ。そんなことを考えていたら、この日記を書こうとしていたにもかかわらず、ぐったり寝入ってしまった。どうやら、まだ私は他人のことを気遣えるほど、気力が充実していないらしい。
 11月14日 ガキの屁理屈
 報道関係の番組で、先週一週間を振り返るダイジェストを流していた。イラクへの自衛隊派遣に関する国会風景の部分で、旦那が吹き出して笑っていた。「自衛隊は攻撃したことが無いから、自衛隊の派遣先は非戦闘地域だ」と、懸命に主張する首相が映っていた。笑い事じゃないと、私は思ったのだが、旦那はとにかく笑い続けていた。私の目には、バカな首相と旦那は同レベルに見えた。国家レベルで借金を何兆円も抱えている国が、どうして他国を経済的に支援したり、何億も費やして自衛隊を一触即発の場所に送り続けねばならないのか。他国を支援するどころか、自国を支援してもらわねばならないだろうに。少なくとも、イラクへの派兵をするのは、中越地震などの被災地を救済してからであるべきだ。それもしないで何が「自衛」隊か。戦闘地域がどうこうという問題でないことぐらい、国会議員には理解できないのだろうか…。
 11月13日 身も心も全力で訴えている
 10日の午後だけで、今週の私の気力は全部使い果たされてしまい、もう既にボロボロ…。なのに、息子は昼寝しないで暴れ回り、実母は疲れた顔をしている(はず)の私に向かって「付き合って公園にでも行きなさい」と命令するし、実父は自分のやりたいことばかりやっている。これを入力している今ですら、疲労感から眠くてたまらない。なのに、旦那は仕事で帰宅が遅いから、近くで空き巣が横行しているし、戸締まりできる時まで眠れない。眠らずに過ごす方法は、パソコンでゲームをず〜っとやっているか、何かを食べているか、の2種類。今日は息子が妨害してくるから、パソコンは使えない。おかげで、実家で菓子やら酒のつまみやらを食べ続けるハメに…。食欲は無いのに、ひたすら食べた。そんな私を見て、実父母は「もう病気は治っているんじゃないか」と誤解し、さらに命令し続けるから困る。しかも、何か気に入らないことがあるたびに、「俺のほうが精神病になるわ!」と怒鳴る。そんな時の私は、胸中にて「おまえごときが患うわけないだろうが、この無神経男!」と罵声を浴びせることにしている。ちなみに、本日の頓服(コンスタン)の服用回数は、2回。私にしては、服用しすぎ。それすらも、旦那も実父母も知らない。私自身に対しては、徹底的に無関心なのだろう。
 11月12日 木を隠すなら森の中
 早朝から起きた息子に、思いきりダイブされて起こされた。気持ち的にはムッとした目覚め方だった。しかも、私の朝食のおかずの魚の切り身のムニエルを盗み食いした息子が、骨を喉につかえさせ、それを取ろうと手を突っ込んだために嘔吐。それも、食事中の私の目の前で。それでも骨が取れなかったため、嘔吐物を片付けている間に、ご飯を丸呑みさせた。すると大人しくなったので安心してカーペットを拭き続けていたのだが。息子を一旦実家に渡してから、私は再びのんびりと食事し始めた。すると、茶碗のご飯の中に、妙にべちょっとしていて少し酸っぱいところがあった。旦那の水加減が悪かったのか、茶碗が濡れていたのかなと思いつつ飲み込んでから、ようやく気づいた。茶碗の中に、魚の骨が1本あることに…。どうやら、息子はご飯を丸呑みする途中で骨が取れたことに気づき、半ば噛み、口の中の胃液がべっとりとつき、魚の骨の混ざったご飯を、もともとあった場所、つまり私の茶碗の中に吐き戻したらしい。私はそれに気づかずに、咀嚼し、嚥下したわけだ…(涙)。食後、急に胃が痛くなり、しばらくトイレから出られなかった。息子よ、頼むからこれ以上ママを困らせないでくれよ…(切実)。
 11月11日 正確には昨日のことだが
 昨日の私は、かなり頑張った(と思う)。保育園の都合でお昼にお迎えになり、車で出かけて息子を拾い、そのまま単身で病院へ連れて行き、息子の機嫌を損ねることなく診察と処置(薬の吸飲)を済ませ、ちょっと他人に迷惑をかけながら会計を済ませ、知らないおばさん達と合席させてもらって息子にジュースを飲ませてから、無事帰宅。午後から実父の機嫌が悪化したので、息子を連れて自宅に避難し、夕方まで二人で遊んだ。その間、息子は物を投げたり叩いた蹴ったり噛み付いたりと、大暴れ。私もキレそうになったが、何とか堪えて息子の尻を叩き、「やられて嫌だと思ったことは他人にしちゃダメ。ついやっちゃったら、素直に『ごめんなさい』って言いなさい」と、説教できた。その時、初めて、息子は人を叩いたり蹴ったりするのを楽しんでいたことを知ったし、母親らしい態度を自然に示すことができた気がした。私が話したことを、息子はどれぐらい理解したのか分からないが、それでも頑張れた自分にちょっと喜びを覚えた。その気分も、実父の顔を見るまでしか続かなかったが。それぐらい、私は実父に対して警戒心と嫌悪感を抱いているのだろう。おだてておけば調子に乗って一人で勝手に説教をかますし、無視すれば激怒して人にも物にも八つ当たりをする奴だから、警戒したり嫌悪したりして当然だ。しかも、性質の悪いことに、実父は警戒されるのを「尊敬されている」あるいは「崇め奉られている」と勘違いするし、自分の意見が間違っていると指摘されると「バカにされている」と言って激怒する。そんな実父の命令で、夜になってから隣市の公園へ紅葉狩りに行った。幾つもある小さな池に、ライトアップされた紅葉や銀杏が映り込み、まさに水鏡のようにくっきりと対岸が水面に映り、幻想的なほど綺麗だった。「あの中に行けば、実父と実母と息子から解放されるかもしれない」と思うと、足が池へと進みだしそうだった。これもいつか原稿のネタにしようと思い直し、現実に一応戻ってきたが。その現実は、相変わらず物を投げては壊して実父の怒りを買う息子を見て、「絶対クソジジイに似てきてる」と眉根を寄せるというものだ。せっかくの頑張った充実感も、結局は息子と実父によって投げ飛ばされ、私には疲労感と自己嫌悪だけが残されるということか。やはり、昨夜のうちに池に入っておくべきだったかも。あ、でも、そうすると書きかけの原稿達が哀れすぎることになっちゃうか。もう少し、楽をしながら生き永らえてみようかな…。
 11月10日 「アーパパ」の誕生日
 大学に通っていた間、私は新聞配達をしていた。「アーパパ」というのは、その時の同僚の一人で、出身地が比較的近かったことや、誕生日(予定日も)が一日違いだったことなどで、結構気が合う友人関係だった。写真関係の専門学校に通い、ストレートで卒業するや、都内のスタジオに就職したことまでは知っている。私は写真の良し悪しは分からなかったが、彼が写真には真剣に打ち込んでいたことは分かった。「いつか報道カメラマンになるんだ」と言っていたが、果たして彼は夢を叶えることができたのだろうか。相変わらず写真の良し悪しは分からないが、新聞やテレビ画面に報道カメラマンの名前が記載されていると、この時期には決まって彼の名前を探している。「昨夜はどこら辺を集金していたの?」「そんな昔のことは忘れたな」「じゃあ、今夜はどこを?」「そんな先のことなんて分からないさ」と、古い映画の名シーンをもじった会話をし、互いに笑ってしまったことは、今でも大切な思い出の一つとして、私の心に残っている。どうか、彼が夢を果たしていますように。そして、無事にカメラを構えていますように。中東の情勢の不安定さを報道で知って、祈らずにはいられなかった。
 11月9日 生まれちゃった日
 時々、自分の存在価値を考える。が、考えたところで何かが変わるわけでもなく、相変わらず引き篭もり状態でのんべんだらりと生活している。今はとにかく、ホットカーペットの温もりが一番好き。こんなだからだろう。立とうとしたら、トイレのU型便座の一部分が、ペキッと折れた。以前からミシミシいっていたとは思っていたが、まさか折れるとは…。おかげで、通常の便座を求めて買い物に。だが、暖房便座やシャワー付き便座などしか売られてなくて、結局折れたまま使っている。まったく、我が身が原因だけに、笑いたいような笑えないような…。って、誕生日にこういうネタを書く自分って、身の上を切り売りしている三流お笑い芸人みたいだな…。
 11月8日 疲労感は長引く
 先週の旅疲れが、未だに続いている。どんなに眠っても、寝た気がしない。何を食べても、美味しいとか思わない。人生なんてどうでもいいや、とか考えてるし。月に一度の病院の梯子の日だったもんだから、昼食もろくに食べずにあっちへ行ったりこっちへ行ったり。帰宅すればしたで、家事の残りを片付けたり、息子のお迎えに行ったり。どうしてもやらなくちゃいけないから仕方なく頑張っているだけなのに、実母からは「もう旅行疲れも抜けたでしょ」と決めつけられ、まだだよなんて答えられなかった。唯一の救いは、息子と二人きりで一時間ばかり遊べたこと。数日前に暴言を吐きつけただけに、もう二度と懐かないだろうと思っていたが、そうでもなくのんびりした遊びをちょっとできた。ただねぇ、やたらと物を投げつけるようになったのが困りもの。多分、キレた時の実父の真似だろうと思う。
 11月7日 感謝の言葉
 実父が、先日の旅行はどうだった?と尋ねてきた。「うん、まあ、楽しかったよ」と答えると、「ああ、そう」とだけ言って、不満そうにしかめっ面になった。私は知っている。そういう顔をする時の実父は、心の中で不満や憎しみを沸々とさせているのだと。それに、実母が、珍しい所に連れて行ってもらえたことを感謝しなさいと、私に言っていた。併せて考えてみると、実父は私に感謝させようとして尋ねたのだと分かった。だが、感謝なんぞできるはずがない。旅行へは、私が頼み込んで連れていってもらったのではなく、実父母の体面を保つために連行されたようなものだったから。しかも、最終日には実父は息子の反抗に対してキレまくり、「(おまえら親子のせいで)俺の面子は丸つぶれだ」とも言っていた。それについてはさんざん謝り、「もう二度と連れて行かん」とまで言われたのに、どうして感謝できようか。第一、感謝とは請求して言わせるものではないはずだ。私が感謝の言葉を言わなかったということは、実父に落ち度があったというだけに過ぎない。それすらも気づかないで、「わざわざ連れて行ってやったのに」と言うのは、理不尽だ。聞けば、今月末にもまた近場へ出かけるから連れて行ってやる、とか。いい加減、自己満足に過ぎないことに、気づいてほしい。「おまえの病気には、気分転換も有効なんだろうが」などと、知ったかぶりをしたいだけなら、なおさらだ。
 11月6日 ことさら眠い…
 3日間気を張り詰めていた上に、昨日は昨日でキレた実父に対する殺意を抑えつけるのに必死で、精神的にかなり疲労している。こういう日に限って、旦那は土曜も出勤だったりするし、息子は金切り声を上げまくりやがるし。言葉は悪いが、「皆殺しにしてやろうか!」と何度思ったことか…。おかげで、「生まれるんじゃなかった、産むんじゃなかった」状態に再び陥った。そういう時に限って、実母は息子の面倒を見てくれない。大丈夫な時には「任せて休みなさい」とか言うくせに。本当に間が悪いというか、気が利かないというか、どいつもこいつも自分の都合ばかり優先しやがるというか…。マジで殺したくなる。
 11月5日 とにかく眠い…
 数日間、本州を離れていたため、疲れた。まだ船や飛行機の揺れる感覚が残っていて、座っていても横になっていても、ぐらぐらする。しかも、昨日息子が上げ続けた奇声と、実父が息子を脅し続けた声とが耳に残っていて、一人で部屋にいても神経を逆撫でし続けてくれやがる。人の言葉を聞き分けない子供と、「疲れてるから」と身勝手な理由で気まぐれに脅し怒鳴る愚かなジジイは、大嫌いだ。やはり、旅は一人で行くのが一番いい。
 11月2〜4日 疾風怒濤の(スケジュールで)日本海
 名古屋空港からプロペラ旅客機に乗り、米子へ。最寄りの境港からフェリーに乗り、約4時間で隠岐島後へ。後鳥羽上皇や後醍醐天皇が流されたその島々は、じつは日本よりも韓国と地質が同じらしい。そして、到着してからというもの、冬型の気圧配置に近くなり、晴れ間と雨とが入り乱れるように繰り返された。前述の上皇・天皇縁の史跡や、隠岐独特の自然などを見て回ったが、これがまた非常に忙しかった。島後・島前全4島を巡るのだが、1島ごとにバスが異なり、それぞれの島の人が細い道を大型観光バスで約1時間回ると、もう次の島へと高速艇で移動というペース。高所恐怖症でカナヅチの私にとっては、機内では「頼むから墜落しないでくれぇっ!」、船内では「頼むから沈まないでくれぇっ!」と祈り続ける日々だった。現代でこうなんだから、後鳥羽・後醍醐の時代なんて、「ああ、この世の最果てに来てしまった…」と絶望感すら抱いたのではないかと思う。何しろ、港から上陸すると民家が建ち並ぶ平地は僅かで、すぐに山裾になってしまうし、道の多くは坂ばかり。「山裾にへばりついた町っていうのは、こういうところのことなんだなぁ」と、高台の展望台から見下ろしていた。その展望台も、柵に囲われていて、周囲は放牧地。じつは柵は「牛と衝突しないように」築かれたものであり、展望台では我々のほうが牛に見られているといった感じだった。しかも、牛にも物好きな性格のやつがいるようで、わざわざ人間を眺めに来ては、喜んで声を張り上げる息子に返事をするかのように鳴いていた。海産物はとにかく美味で、日頃は避けてしまうサザエやカニも全部平らげさせてもらった。米も美味しかったけれど、多分米子から送ってもらっているのだろう。縄文・弥生の時代から、きっと物々交換などが盛んで、海産物や牛、黒曜石を輸出し、米や野菜を本土から輸入するのが当然だったのではないかとも想像していた。生憎最終日には息子が我が侭小僧になり、他のお客さんに迷惑をかけたりして心臓に悪かったが、貴重な史跡や資料、大らかで長閑な自然を体感したのは貴重な経験になった。ただねぇ、山陰地方でも「BLEACH」は観ることができなかったのがねぇ、残念だったわ…(ホテルのスタッフさん達、お願いだから新聞のテレビ面を用意しておいてちょ…)。
 11月1日 さぁて今日から大変だ
 昨夜、20年ぶりに製作された「西部警察」を観た。本来はもっと長かっただろうなぁ、というのが率直な感想。多分、名古屋での問題のシーンなどを省き、神田正輝を中心とした武装集団側の暗躍ぶりなども簡略化され、3〜4時間分ぐらいのシナリオを2時間分に仕立て直した感じだった。その分、爆破シーンは圧巻で、「この21世紀にCG使わずにそこまでやるかね」と言いたくなるほど、いろんなものを爆破していた。昼間に放送された裏話(メイキングトーク)番組によると、小林常務の指揮の下、とにかく綿密な計算をしての爆破だったらしい。しかも、ポンプ式消防車を購入し、万が一にも火事を広げないよう注意していたとか。「うち(石原プロ)には良いカメラやレンズは無いんですが、こういうの(消防車)とか芋焼き器とかならあるんですよ」と笑って話していた舘氏(今や取締役だそうで)の言葉の意味が、よ〜く分かった。ああも爆破シーンを繰り返し撮影していたら、どんなカメラやレンズであれ、すぐに埃まみれになるって。それに、スタッフの人数は凄まじく多くて、屋外ロケでの食事はほとんど炊き出し状態だろう。リアリティを追究し続けるプロの職人魂を垣間見た気がした。
 そんなことを考えながら寝入ったら、夢こそ見なかったものの、今朝は寝坊し、大慌てで息子の支度をし、こうして日記を書くことになった。何しろ、今日の自由時間は午前中の1時間ぐらいしかない。通院もあれば、実家のパソコン(修理でマザーボードとハードディスクを交換)の設定もしなくてはならない。そして夕方には、明日からの旅行の荷造りだ。今度は、隠岐島へ2泊3日。息子にとっては初めての飛行機と船だ。私にとっても、国内線の飛行機は初めてだし、身内だけの旅行でないから緊張するしで、とにかく既に張り詰めた気分。ハーボットのアイムの機嫌は下がるだろうが、仕方がない。ペットのアイムくんには他の皆さんに可愛がってもらおう。リヴリーのパルジャニアは空腹で餓死寸前になるかもしれないから、ホテルに預けよう。キリ番記念は…帰ってきてから考える! ああ、何か、旅行とは違うことで緊張してないか、自分…。

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