Soul Toru
そうる透

つのだひろグループのドラマー

東京おとぼけキャッツ、クロス・ウインド等に在籍

小さいときからドラムに専念。中学生の頃から既にプロとして活躍するなど、めざましい才能の持ち主。つのだひろさんと共にスクールで、講師として後輩の指導していた。どんなジャンルのドラミングでもこなす。めちゃくちゃ突っ込み方のドラム。もちろんタメのドラミングもこなすが、SOWでは絶対突っ込みのドラミングに限る。4Beatも Twin Bass Drum で叩いてしまうつわもの。本人も言っているが、4Beatを Twin Bass Drum で叩いてしまうのは世界広しと言えども彼しかいないだろう。ちなみに、『飛行船のシンセサイザー弾き』というアルバムの『ホスピタル』を聞くとわかる。

SOWに加入する前にはスタジオミュージシャンとしてや、バンドとしての活躍もめざましい。SOWに加入して、難波弘之の才能を引きずり出し、ある意味ではいい難波弘之のライバルでもあり、いい女房役である。一度脱退はするが、SOW 10周年オリジナルメンバーでのライブから復活。久々にいい演奏を聞かせてくれた。現在「黒夢」というヴィジュアル系バンドに参加している。

難波弘之以外では、現カシオペアの鳴瀬喜博と、コレチャンズの是方、フリーの山岸潤史らとライブを渋谷ライブイン(今は亡き)よくやっていた。このメンバーがそろうと、ライブが6時間になってしまうのが普通で、ドラムソロ1時間、ベースソロ1時間、ギターソロ1時間というのもあった。
本人のフェイバリットソングはプロコルハルムの「青い影」らしい。SOWのライブでも何回か演奏し、ボーカルを披露している。

そうるさんは左利きらしいが、一応ドラムセット右利き仕様。だけど、あれだけおもちゃが多いとどっちでもいいような(^_^;)。
身長がめちゃくちゃ低いけど、なぜあれだけ力強いパワーが出てくるのだろう。
ちなみに、ツインのバスドラは向かって右が1口径小さいたいこを使っている。それは左足のほうがキックが強く、右のほうが弱くなってしまうため、その強弱を合わせるために口径を変えているとか。

何人かドラマーは変わって、みんないいドラムを聞かせてくれたが、やはりSOWの看板ドラマーであり、ベストドラマーというとそうる透につきる。SOW、いや難波弘之がいい演奏を聞かせてくれた演奏にはかならずドラムにはそうる透がいる。
彼も傑作を残してくれている。アルバム「真幻魔大戦」の「サイボーグ戦士ベガ」とアルバム「グリーンレクイエム」の「アクシデント」が彼の作品である。


Toru "Rika" Suzuki
鈴木"リカ"徹

左利き(右ハイハット)のドラマー
プリズムなどに在籍

過去にばりばりのフュージョンバンド「プリズム」に在籍。しかし、なんでフュージョンからこんなやくざなプログレに走ったのか今だに不明。(でも、一時期難波さんは「フュージョン」だと思ってた人が多かったんだよな)。

SOWの一時代を築いたドラマー。ちょっとシャイなところがなんとも。そうるさんの突っ込みドラムに対して、リカさんのめちゃくちゃタメドラムが非常に対照的。また、そうるさんの派手なドラムから一変してリカさんの地味だけど着実なドラムに変わって、その影響で SOW の音もかなり変わったと思うのは私だけではないはず。

なお、最近ではネギ坊と一緒に「鉛の飛行船伝説」でやってたり、難波さんと一緒に「転石伝説」、難波さんとネギ坊と一緒に「王様の恩返し」でやってたりしますね。


Keisuke Komori
小森啓資

 1964年7月5日生まれ。名古屋でサラリーマンをしながらドラムを叩いているところを、ラウドネスの樋口宗孝氏に見いだされ、プロの道へ。(ステージデビューは大阪の88文珍デー)

 1987年のSympho Beatツアーで、収入の安定したシブ楽器隊(しぶがき隊のバックバンド)を脱退して、やくざなプログレ・バンドに参加。物干しにシンバルをぶら下げたような派手なドラム・セットでSOWに若いパワーを送り込んだ。ライブではジャニーズ事務所の先輩の物真似で大受けした。

 SOW以降は大江千里のバックや、BOXのサポートに参加したこともあります。ゲーム音楽の作曲家のライブにもサポートで参加しています。最近では、六本木ピットの石黒彰STONE HEADや是方5Days+1のギター&バイオリンバトルに出演しました。

 クライズラー&カンパニーの後期にサポートドラムとして参加。
武道館の解散コンサートにもサポートで参加した。


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